The master loves the lovely maid
「おや、これはこれは…随分可愛らしいメイドさんですねえ。とても似合っていますよ」
黒いワンピースに白いフリフリのエプロン、同じく白のフリル付きカチューシャとニーハイを身に付け、おずおずと先生にお披露目する。仕事着ではなく『衣装』としてのメイド服であり、スカート丈はかなり短く、胸元が強調され全体的に露出が多い。
「ありがとうございます。今日は先生に気持ち良くなって欲しくて…その、色々準備してきたんです」
「そうですか。それは楽しみですね。折角可愛らしい格好をしているのですから、もっと近くで見せてくれませんか?」
先生は私の手を引き、ベッドに腰掛けると、向かい合うように私を膝に乗せる。腰に手を回され、見つめ合うと自然と唇が重なった。
強請るように唇を啄ばまれ、少し開くとぬるりと舌が侵入する。互いの舌を舐め合い、唾液を絡める。段々と深くなるキスに頭の奥が痺れ蕩けていく。そのまま首筋を吸われ、胸へ手が添えられると、私はハッと我に返った。
「だ、ダメです! 今日は私が全部しますから、先生は座ってて下さい…!」
「ふふ、分かりました。ああ、そうだ、メイドさんごっこでもしましょうか。僕のことはご主人様って呼んで下さいね」
「ええっ…先生そんないきなり……」
「ご主人様、ですよ」
「ご、ご主人さま……」
慣れない呼び方に、恥ずかしくて消え入るような声になってしまうが、先生は満足そうにニッコリ笑う。
「はい、よくできました。では可愛いメイドさん、僕の着替えを手伝って貰えますか?」
「はい…分かりました……」
覚束ない手つきで、先生のシャツのボタンを一つ一つ外していく。ベルトも外そうと手をかけると、その下が既にパンパンに膨らんでおり、思わず釘付けになった。
「…どうしました?」
「えっ…あ…えっと……」
「もしかして、その体勢じゃ脱がせ辛いですか?」
先生は私の脇の下に手を入れると、ひょいっと床に下ろす。ぺたんと座った状態で戸惑いつつ見上げると、先生はすっかり躾を愉しむご主人様の顔になっていた。否応なく期待に胸が高鳴り、頬が上気する。とろんとした目でベルトを外し前を寛げると、半勃ちのペニスが勢い良く飛び出しペチンと頬に当たった。
「きゃっ」
「すみません。大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫です…せんせ…じゃなくて、ご主人様…これからご奉仕させて頂きます……」
(本で勉強した成果を見せないと…! えっと、ここが亀頭で、これが裏筋…ここが一番感じるからまずはゆっくり舐めて……)
初めて間近で見る赤黒くグロテスクな陰茎をまじまじと観察し、ペロペロと舌先で舐めた。本に載っていた手順を思い出しながら、カリや竿にもぎこちなく舌を這わせる。
(あ、危ない…歯があたるとこだった…唇でカバーしながら舐めるんだっけ…んん…難しい…上手く出来ないし、あまり唾液も出ないなあ……)
これで良いのだろうかと不安になり、ちらりと上目遣いで反応を伺うと、先生はうっとりとした表情でこちらを見つめていた。
「ああ…上手ですね…とても気持ちいいですよ……」
愛おしそうに私の髪を耳に掛けながら掠れた声で言われると、胸がきゅんと締め付けられ触られてもいないのに蜜壺が潤うのを感じる。
ジュプッジュプッジュプッ…ピチャッ…ジュルル……
先生の太くて長いモノを全部を咥えることは出来ないので、竿を手で扱きつつ唇を窄めて亀頭とカリを刺激したり、舌で舐めたりする。舌先で尿道を突くと先走りが溢れ、膨らみ勃ち上がっていった。
(はあっ…そろそろ挿れられるかな……)
質量の増した肉棒から口を離して硬さを確認する。思ったより長い時間舐めていたようで、ペニスは自分の唾液と先走りでヌルヌルに光り、手で支えずとも天を向いていた。
「あの…ご主人様…仰向けになってくれますか?」
「ええ、わかりました」
寝転んだ先生の腰を跨ぐようにベッドの上に膝立ちになる。下着を脱ごうとするが、ふと自分の履いているものを思い出し躊躇してしまう。
(勢いで買っちゃったけど…やっぱり恥ずかしいし…ズラして挿れよう)
スカートの後ろから中に手を入れ、先生には見えないように下着をズラそうとする。
「…待ちなさい。アステル、何か隠していますね? スカートを上げて中をよく見せて下さい」
そっと窘めるような声に動きを止める。やっぱり先生には何でもお見通しのようだ。私が真っ赤になりながらスカートを両手でゆっくり捲り上げると、ほとんど布地の無いレースのTバックが露わになった。
「こんなに厭らしい下着を履いていたんですね。どうして見せてくれなかったんですか?」
「その…恥ずかしくて……」
「この下着は何のためなんですかねえ?」
「ご、ご主人様に喜んで貰うためです……」
「そうですね。それならちゃんと見せないと駄目でしょう? 悪い子だ。ほら、僕の顔の上に来てよく見せて下さい」
「はい……」
言われた通りに先生の綺麗な顔を跨ぐ。下から覗き込まれ秘所が丸見えになっていると思うと、勝手にヒクヒク疼いてしまう。
「おやおや、ほとんど紐ですねえ。この小さな三角形もレースだからスケスケですし。クリもぷっくり膨らんで丸見えだ……」
じっくり視姦されながら指で秘裂に沿ってなぞられ、花芽は円を描くように軽く捏ねられる。
「ああっ♡あっ♡あっ♡」
「気持ち良いですか? 淫乱メイドのおまんこからどんどん蜜が溢れていますよ…こんなに濡らして…太腿に垂れていますね…勿体無い……」
先生の赤い舌で内腿を舐め上げられ、ゾワリとした快感が全身を駆け抜ける。恥肉はドロドロに溶け、壊れた蛇口のように愛液が滴った。
「ああっ♡はあ…ご主人様…♡」
「ふふ、そろそろ我慢出来なくなってきたんじゃないですか? ちゃんとおねだり出来ますね?」
「はい…♡ご主人様のおちんちんが欲しいです…♡太くて…カチカチのおちんちんに…グチャグチャ淫乱メイドまんこで…ご奉仕させて下さい♡♡」
「とてもエッチに言えましたね…合格です。ただし、イくのはご主人様の許可が出るまで禁止ですよ」
「はい♡ありがとうございます♡」
スカートを口に咥え、先生に見せつけるように脚を開き、下着をズラして入り口と亀頭をキスさせる。
ヌチュ…ズチュ…ヌプ…ズチュ……
「んんっ…ん……」
ゆっくり腰を落としていくと、重力でズブズブ呑み込んでいく。しかし、自分から挿し込む緊張のせいかいつもより膣内が硬く、割り開かれる快感に息が上がる。どうにか腰同士を密着させると、いつもより奥までみっちりと満たされている感じがした。
「はあ…はあ…はい、り…ました……」
「辛そうですね…僕が動きましょうか?」
「大丈夫、です…今日は…私がイかせますから…ん…あっ…はあっ…はあっ……」
グチュッ…グチュッ…グチュッ…グチュ……
本当は挿れているだけで圧迫感が強く、動くと少し苦しい。先生を満足させたい一心で、力を振り絞り馬に乗るように腰を前後にくねらせる。もっと激しく動きたいが、奥まで串刺しになっており、これ以上未知の領域が侵されると身体が保たなそうだ。
「あっ…はあ…はあ…はあっ…んっ…んん…あっ♡」
無我夢中で腰を振っていると、ビリっと電流の走るポイントを見つける。上下に跳ねながら、そこに亀頭を何度も擦り付けると、急激に熱が溜まり絶頂が近付く。
「あっ♡あっ♡あっ♡イくっ♡もうイきます♡イっちゃいます♡ご主人様、イかせてください♡お願いします♡」
「ああ…僕もイきそうです…良いですよ…一緒にイきましょう……」
先生は私の両手を握り指を絡め、私の腰の動きに合わせて下から軽く突き上げる。
「あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡イくっ♡イくっ♡イくっ♡イくっ♡あああっ♡♡」
ビクビクッッビクンッッッ
ビュルルルルッビュッビューーーーッッ
ガクガクと震えた後、腰が抜けたように先生の胸に倒れこむ。まだ硬さの残る剛直がズルンと抜け、トロリと白濁液が漏れた。
「はあ…はあ……」
「お疲れ様でした。一生懸命腰を振る君が可愛らしくて、僕もイくのを我慢するのが大変でしたよ」
「私…上手に出来ましたか?」
「もちろん。とっても気持ち良かったです」
「ふふ、よかった……」
先生の胸の上で優しく頭を撫でられながら息を整えていると、先生はスカートを捲り下着の紐を弄りだす。
「…そういえば、この下着はどうしたんですか?」
「えっと…裏通りにあるオトナのお店で、本とかこのメイド服を買ったんですけど、その時にお店の人に勧められて…恋人も喜ぶからって」
「…店員は男、ですよね?」
「えっ、そうですけど…ああっ♡」
先生は急にお尻の紐を引っ張り上げる。細い布がギチギチと挟まり、釣られるようにお尻だけが高く上がる。食い込みから逃れようと腰を振るが、逆効果となり下着を濡らした。
「他の男が選んだ下着を着けるなんて、僕を嫉妬させたいんですか?」
「んんっ…そんなつもりじゃ……」
「きっとその店員は君を犯す妄想で何度も何度も抜いたのでしょうね…大人しそうな顔をして、こんな卑猥な下着を履いているだなんて…誰だって興奮してしまいますよ……」
「私には…先生だけです…先生のことしか考えてない…ああっ♡」
先生はもう片方の手を下着の中に入れ、膨らんだクリトリスを直接弄ってくる。
「クリだめ♡すぐイっちゃう♡先生♡先生っ♡あっ♡イくっ♡イくっ♡イくっっっ♡♡」
乱暴に押し潰された後ギュッと摘まれ、未だ絶頂の余韻が残る身体は、強過ぎる刺激に呆気なく達する。
「はあ…♡はあ…っ…♡」
「君が僕のことをどれだけ想ってくれているか、分かっていますよ。ただ、僕の心が以前より狭くなっているんです。君が誰を選んでも祝福出来るように、独占欲なんてとうの昔に捨てたはずなんですがね…日に日に強くなって…情けない。これではスラッシュにとやかく言う資格はありませんね……」
「えっ…? すみません…最後がよく聞こえなくて……」
「いえ、何でもありませんよ。そういえば、さっきメイドさんはご主人様の許可なくイってしまいましたね?」
「えっ…あ……」
「残念ながら、ご主人様の言いつけを守れない悪いメイドには、おしおきしないといけません」
連続した絶頂で力の入らない身体を四つん這いにさせられ、むき出しになったお尻を撫でられる。
「君はお尻も可愛いですね…すべすべして、とても気持ちいいです……」
「先生…この格好は……」
パチィィィン
「きゃあっ!」
「今は先生じゃなくて『ご主人様』でしょう?」
軽く叩かれたのでほとんど痛みは無いが、ピリピリとした刺激が残る。それよりも、まるで幼い子供にするような行為が羞恥心を掻き立てた。
「ごめんなさい…ご主人様……」
「良い子ですね。ああ…赤くなってしまいました。君の白い肌に僕の跡が付いて…いけませんね…もっとしたくなる……」
グチュッ…グチュ…ズプッ…ズチュ……
先生は赤くなったであろうそこを掌で撫でながら、ゆっくり挿入する。全部入ると、先生はまたペシンと軽く叩いた。
「あああっ♡♡」
叩かれた瞬間、反射的に強く締め付け背を反らす。お尻の刺激と膣内の感覚が混ざり合う初めての快楽に、頭が真っ白になる。その一瞬がもっと欲しいと求めるように、下半身はビクビクと震えた。
「んっ…叩くとナカが締まって気持ち良いですね…癖になってしまいそうだ」
「あ、あの…ご主人様……」
「どうしました? 物欲しそうな目をして……」
「その…もっと…おしおき…して下さい……」
「…痛くありませんか?」
「大丈夫です…気持ち良いから…もっと…叩いて下さい……」
「君という子は……」
パシンッペチンッパシンッパシッパチンッグチュッグチュッグチュッズチュッズチュッ
「あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡いいっ♡気持ちいいっ♡ああ♡あっ♡あっ♡あああ♡♡」
激しく挿入されながら左右の尻たぶを何度も叩かれる。叩かれて締め付けたところを、剛直でゴリゴリと無理矢理拡げられる快感は凄まじく、抜かれる時はカリで全部引き摺り出されてしまうかのようだ。
いつの間にか身体を手で支えられなくなり、私は枕に顔を埋めてお尻だけを高く上げ、ただひたすらに喘いでいた。
「ふふ、叩き易いように自分から差し出して…そんなに気に入ったんですか? ナカもよく動いてますし、本気で感じてしまってるのですね…可哀想に。こんな変態行為にまで善がり狂って…すっかり僕に毒されてしまったようだ…本当に…最高の恋人ですよ……」
パシンッペチンッパシンッパチンッパンッ
グチュグチュッズチュズチュングチュンッ
「あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡お尻♡気持ちいい♡ご主人さま♡ああっ♡」
「はあ…君の…丸くて真っ白なお尻が…赤く色付いて…まるで林檎のようですね…とても美味しそうだ…全部食べてしまいたい……」
パンッパンッパンッパンッッ
最奥まで刺すように激しく突かれ、自分のお尻が叩かれているのか、先生の腰とぶつかっているのかも分からなくなる。快楽に理性が焼き切れ、もはや嬌声を上げるだけの存在に成り下がっていた。
「あっ♡あっ♡おしおき好き♡きもちいい♡ああっ♡お尻もっと♡もっと叩いて♡もっと突いて♡ご主人さま♡ご主人さま♡♡」
「まったく…これではおしおきになりませんね。ですが、奉仕としては満点をあげましょう。ほら、ご褒美の精液ですよ…しっかり受け止めなさい…!」
「ああっ♡ありがとうございます♡うれしいです♡ご主人さま好き♡大好き♡ご主人さまのごほうびいっぱいください♡♡ああああっ♡♡」
ビュルルルッビューーーーッビューーーーッッッ
ビクビクッビクンッビクンッッ
両手でお尻を鷲掴みにされながら、大量の熱い精液が流し込まれる。感じ過ぎて腰が引けそうになるが、シーツをぎゅっと掴み悶えながら耐える。膣は繰り返された一瞬ではなく、精液を絞り取るように深く深く収縮し長い絶頂に浸った。
❤︎
メイド服も下着も二度と着れないような状態になった後、私はいつものように先生の胸の中で頭を撫でられていた。
「あの…先生…私も先生が女の人に選んで貰った下着を着けていたら…嫌です。だから…ごめんなさい」
「いいえ、君が謝る必要はありませんよ。僕の為に色々ありがとうございました。ですが次は一緒に買いに行きましょうね。ついでに僕の下着も選んで貰いましょう。ああそれから、今度は僕が執事になって、君にご奉仕するのも良いですね…お医者さんごっこも捨てがたい…君は何でも似合いそうだ……」
先生の楽しげな声が聞こえる。私は微睡みの中で次のデートに想いを馳せた。