エロトラップダンジョン
??城 1F 魔界の扉
触手 が あらわれた!
アステル は 触手 に とらわれてしまった
「きゃあああ!」
「アステル!」
「触手の謎の液体で服だけ器用に溶けてるな」
「感心してる場合じゃねえ!つーか見んな!チッ…早く助けねえと……」
「あわ、あわわわわ……」
触手 の ぬるぬる こうげき!
アステル は うごけない
「いやあ!触手が入ってくる!そんなところダメ!やだっ!ヌルヌルする!た、助けて……」
「おい、前屈みになってるぞ」
「う、うるせえ!あいつを傷付けないように攻撃しなきゃいけないから難しいんだよ!」
「ははははれんちです!はれんちです!直視出来ません!」
「落ち着けリンドロ、緊急事態だ。命の方が大事だろう」
「はっ!そ、そうですね!神よ…今だけはお許し下さい!」
「というかアンタ薄目開けて見てただろう」
「み、見ておりません!!」
「おいこのエロ神官!」
「エロではありません!!」
「いいから早く助けて下さーーい!」
勇者たち は 触手 を たおした!
経験値を 3 ゲットした!
2F 奈落の廊下
「俺の上着貸してやるから着てろ!お前らは絶対見んな!」
「ありがとうスラッシュ…うう…ベタベタして気持ち悪い……」
「神よ…私は罪を犯しました……」
「はあ……早く帰って昼寝がしたい。リンドロ、一人で先に行くな。危ないぞ」
「ご心配には及びませんイクサ殿!勇者様を視界に入れる訳にはいきませんので!うわああああ!」
バッシャーン
「……落ちたな」
「リンドロさん!大丈夫ですか!?」
「ぷはっ!まさか床に落とし穴があるとは…ですが水の中に落ちたようで、けが一つありません!勇者様!手をお貸しください!」
「分かりました!」
「おい馬鹿、お前じゃ引きずり込まれ……」
「きゃあっ!」
バシャーン
「ここには馬鹿しか居ないのか……」
「アステル!!大丈夫か!!」
「ぷはっ…どうしよう私まで……」
「はあ…はあ…ゆ、勇者様…あなたと二人きり…実は私…ずっと勇者様のことを……」
「リ、リンドロさん?」
「おい、リンドロ!何そいつの手握ってんだよ!顔近いっつーの!そいつから離れろ!おいっ!聞こえねーのかよ!!エロ神官!!」
「…スラッシュ、これ見てみろ」
[媚薬の池]
「はあ!?媚薬!?」
「リンドロの様子がおかしいと思ったらこれのせいか。全員下りるのもアリか…?」
「いやナシだろ!どう考えても解決しねーよ!クソッ、変なことされる前にあの野郎を殺すしか……」
「おい待て!落ち着け!弓を構えるな!」
「はあ…はあ…私は…勇者様のことが…ずっと前から…す、す、す、す……」
(どうしよう…顔が近付いて…キスされる…!)
リンドロ は リンドロ を なぐった!
リンドロ に 1 の ダメージ
「ぐはあ!はっ…私は一体何を…?わああ!すみません勇者様!何故私は手を握って…?池に落ちてからの記憶が一切ありません…どうやら悪魔に乗り移られていたようですね…スラッシュ殿!なるほどいい考えです!その弓に掴まらせて下さい!」
「あ、ああ」
「フッ」
「……笑うな」
3F 深淵の間
「スラッシュごめんね…上着濡れちゃった……」
「別にいーよ。それよりそのままだと風邪引くだろ。おいイクサ、お前の上着貸せ」
「はぁ…仕方ないな…うわあっ!」
くすぐりイス が あらわれた!
イクサ は イスに とらわれてしまった
「な、なんだこれ…クソッ外れな…ははっあははははははっ」
イス の くすぐりこうげき!
イクサ は うごけない
「イクサさんが爆笑してます…!凄い笑顔です!こんな笑顔見たことありません…!」
「お、おい…っ呑気に見てないで…ははっ…助けろ…ふはっ…あははっ…ははは……」
「別にほっといていーんじゃねーの?笑ってるだけだしな」
「いえ、笑い過ぎは身体に負担がかかります!ですがイクサ殿は普段あまり笑わないので、この機会に笑うのも良いかもしれません!」
「ははっあははは…はあ…はあ…どういう理屈だ…ふははっ……」
「そーだな。こんだけ笑えば馬鹿にした笑い以外も出来るようになるんじゃねーの」
「ふ、ふざけるな…ははっ…あはは……」
「イクサさんの笑顔、とても素敵だと思います!」
「お前ら…覚えてろよ…あははっ…もう…ははっ…絶対に…ふはっ…助けてやらないからな…あはははは……」
イクサ は HP が 2 へった
イクサ は スマイル を おぼえた!
最上階 ラスボスの間
「お、お前は…!」
「魔王…だと」
「なんと!ここは魔王城だったのですか!?」
「ふふふ…よく来たね、勇者と愉快な仲間たち。今の僕は魔王じゃなく淫魔トリニヴォール…そう、ここは数々のエロトラップが仕掛けられた淫魔城なのさ……」
「淫魔城…なんとはれんちな…!更生しなくては…!」
「いやいや流石にヤベーだろ!世界観的に!地上じゃなくてお前の頭が病気じゃねーか!」
「何でもありなんだよ…そう、エロ時空ならね」
「はぁ…これ以上ボケを増やすな。もう帰っていいか?眠い」
「君たちは帰っていいよ。ただし勇者、君はここで一緒に暮らすのさ……」
「きゃっ!」
「勇者様が淫魔の腕の中に!?」
「このピンク野郎いつの間に!」
「は、離してください!」
「勇者…この五円玉を見てごらん……君はだんだん僕のことが好きになる……そしてエッチな気分になってくる……それから僕と世界を支配したくなる……」
「ううっ…支配……」
アステル は こんらん している!
「そいつを離せ!あと設定ブレブレじゃねーか!五円玉って何だよ!この世界に存在してねーぞ!」
「この催眠術のかけ方は若者に通じるのか…?」
「そんな…婚姻前の男女が世界を支配するなど!はれんちです!公序良俗に反します!」
「少し落ち着け。そうだけど、そうじゃない。いい加減はれんちがゲシュタルト崩壊しそうだ」
「スレイヤーに倒される度に振られてるだろーが!何度目だよ!諦めが悪いんだよ!しつこい男だな!」
「後頭部にブーメラン刺さってるぞ」
「残念ながらこの世界線は18禁のトリちゃんルートだよ。僕に【Appleの審査に通りませんでした】されてから【CERO D】されて【LEVEL5】されるストーリーさ。君たちのNTRという新たな扉を開けてあげよう」
「NTRとは一体…?」
「知らなくて良い。開けなくて良い。もうツッコむのやめていいか?」
「さあ…勇者…誓いの口付けを……」
「やめろーー!!俺のアステルに触るんじゃねえーーーー!!」
ジリリリリリリリリ……
「はっ!なんだ夢か……つめたっ!うわ…最悪……」
スラッシュ は 洗面所 へ 向かった!