今日はクルムさん達が遅くまでお出かけしているらしく、私はタタンさんに家で過ごそうと誘われた。彼は家に訪れた私を見て驚きに目を見開く。
「アステル、その格好はどうしたんだ!」
「タタンさん…すみません、実はここに来る途中で巨大な花に捕まってしまって。何とか逃げられたんですけど…うう、身体中ベタベタで気持ち悪い……」
「くんくん…うー、すげー匂いだ。よし! 俺が洗ってやるぞ!」
「ええっ! じ、自分で洗えます…!」
「エンリョすんなって! 俺たち恋人同士だろ!」
「でも…裸を見られるのは…まだ恥ずかしいです」
首をひねるタタンさんをリビングに座らせて、私はバスルームへ向かった。温かいシャワーを浴びるが、髪の毛は花の蜜で固まっており中々取れない。私がシャンプーを借りても良いものか悩んでいると、突然ドアが開いた。
「アステル! ヒーローが助けに来たぞ!」
「きゃああっ!」
「ん? シャンプー使ってないのか? それじゃ落ちないぞ」
「ま、待ってください! あの…! せめてタオルをください!」
「なんでだ? 洗うのにジャマだろ」
何も身に着けていないタタンさんは私の後ろに座り、髪をわしゃわしゃと洗い始める。私は背中を丸め必死に自分の身体を隠すが、彼の手と先ほど見えてしまった裸を意識してしまう。あまりの恥ずかしさに何も考えられず、心臓が張り裂けそうだ。
「うー、アステルのキレーな髪をこんな風にしやがって…許せないぞ。ん、なんかお前静かだな?」
「だって…裸ですし…タタンさんは平気なんですか?」
「俺は別に恥ずかしくないぞ。でもお前の裸を見てると…なんかモヤモヤする」
不意に彼の手が腰に回り、引き締まった胸板と腹筋が私の背中にくっつく。タタンさんは首筋に顔を埋め匂いを嗅ぎ、思わずくすぐったさと驚きに身を固めた。
「きゃっ!」
「くんくん…むー…せっかく俺の匂いがお前に付いてたのに、花の匂いになっちゃったぞ」
「タタンさん…それ以上は駄目です…!」
「なんでだ? そういえばアステルのカラダって、俺やチビ達と違うな」
彼の両手がお腹から私の肌を撫で上げ、胸を掴む。そのまま感触を確かめるように揉まれると、未知の刺激が広がりなぜか下腹部の奥が疼いた。
「ここ、すげーやわらかい…気持ちよくてずっと触っていたいぞ……」
「やあっ♡タタンさん…んっ♡そこは、待って、ください♡」
「んっ…お前の匂いが変わってきた気がする…好きだ、アステル…もっとお前に俺の匂いを付けたい……」
「あっ♡そんな強くされると♡んんっ♡駄目です♡」
「うー、アステル…なんか…体がおかしいんだ。今すぐお前を襲いそうになる…こんなのヒーローじゃない。ちんちん痛いし…どーしたらいいか分かんないぞ……」
「タタンさん……」
低く掠れた声で呟かれ、密着した肌から伝わる彼の鼓動も自分と同じくらい早いことに気付く。意を決しタタンさんに向き合うと、彼のペニスは腹筋に付くほど勃起し涙を流していた。カサを広げて震えている生々しい肉棒を、私はそっと両手で包んで握る。
「うあっ…! アステル、何するんだ!」
「えっと…たしか…こうすると良くなるはずなので……」
「そうなのか? うー…なんか…変な感じだ…お前の手、気持ちいい…もっと触って欲しいぞ……」
グチュッグチュッグチュッ
少し力を込めて慎重に両手で上下に扱くと、カウパーが溢れ指の間から水音が零れた。タタンさんの瞳はとろんと潤み、半開きの口からは吐息が漏れ出る。私の動きに合わせて彼の腰が突き出すように揺れ、見たこともない色っぽい姿に息を飲んだ。
「はぁっ…はぁっ…あっ…アステル…うっ……」
「ど、どうですか? 痛くないですか?」
「大丈夫だ…けど…カラダが熱くて…んっ…はぁ…ヤバいぞ……」
「タタンさんの…どんどん大きくなってます……」
「うあっ…駄目だ…なんか…出るぞ…! アステル…手を…はな、あっ、う、うああ!」
ビュルルッッ
タタンさんがぶるりと身を震わせた直後、亀頭から勢いよく濃い白濁液が放たれる。ペニスは絞り出すように二、三度射精し、私の手を白く汚した。
「はぁ…はぁ…もしかして…これがセーエキか?」
「そうだと思います……」
「アステル…俺…もう我慢できないぞ…お前とコービしてもいいか…?」
「タタンさん…でも、こんなところで……きゃっ!」
抱え込むように身体を持ち上げられ、私は壁に手をつく。突き出したお尻の間に彼の反り返る熱いペニスが当たり、愛液で濡れる割れ目に擦り付けられた。
「あっ♡」
「アステル…挿れるぞ…んっ……」
腫れた亀頭が膣口に捻じ込まれ圧迫を感じたのも束の間、すぐに激しいピストンが始まり頭の中が揺れる。閉じられた狭い膣内をこじ開けるように何度も突かれ、腰が浮いて爪先立ちになっていく。
ズチュッグチュッズチュンズチュンッ
「やっ♡あっ♡はあ♡んっ♡」
「はぁ、はぁ、なんだこれ…お前のナカ…すっげー気持ちよくて…腰が、止まらないぞ……」
「やっ♡タタンさん♡もっと♡ゆっくり♡あっ♡」
「くんくん…なんか…いつもと違う匂いがする…嗅いでると…すげードキドキする……」
頬を擦り付けながら耳元で囁かれ、外耳やうなじを舐められる。ゾクゾクとした快感が背筋を走り抜け、秘所から蜜が溢れ太腿に垂れた。
「きゃっ♡あっ♡ああっ♡タタンさん♡」
「んっ…好きだ…アステル……」
「ああっ♡んっ♡やっ♡あっ♡」
「はぁ…はぁ…お前のナカ…きつくて…あったかいぞ…頭の中が…フワフワして…気持ちいい…うー、駄目だ…また…セーエキ、出る…ああっ!」
ビュルッビューーーーッッ
揺れる私の腰をがっちり抑えつけ根元まで差し込まれた瞬間、子宮めがけ精が注がれる。大量の精液を出しても彼の陰茎は未だ固さを失わず、射精しながら膣内を掻き回した。
バチュンドチュンパンッパンッパンッ
「あっ♡やっ♡タタンさん♡まだ♡待って♡あっ♡」
「全然…止まらないぞ…もっともっと…お前の匂いをつけたい…お前とコービしたい…お前のナカにシャセーしたい……」
「ああっ♡やあっ♡あっ♡んっ♡」
「くんくん…お前の匂いと俺のが混ざって…クラクラするぞ……」
私のお尻に彼の下腹部が繰り返し叩きつけられ、室内に濡れた音が響く。膣肉がカリで引き摺り出されたあと亀頭で押し込められ、気持ちいい所を擦られる感覚に一斉に襲われる。タタンさんに背中にのしかかられるように抱きしめられ、膝は立っていられないほど震えた。
パンッパンッパンッパンッパンッパンッ
「あっ♡あっ♡はげしい♡んっ♡やっ♡あっ♡」
「はぁ…はぁ…アステル…大好きだぞ……」
「私も好きです♡タタンさん♡あっ♡もう♡だめっ♡」
「うあっ、ナカ、ぎゅってされて、また、ああ!」
「ああっ♡♡」
ビュルルッビューーッッ
ビクッビクンッ
彼の腕できつく締め上げられ、痙攣する膣内を精液で塗り潰される。タタンさんは腰が抜けそうになった私を咄嗟に支え抱きしめた。
「わっ、アステル大丈夫か?」
「は、はい…ありがとうございます」
「身体、洗い直さなきゃな」
「自分で洗うので……」
「エンリョすんなって! お前今フラフラしてて危ないし俺が洗ってやるぞ!」
「……お願いします」
私は遂に観念し、彼に身を委ねる。ボディーソープを纏ったタタンさんの手が全身をまさぐり、わき腹や内腿といった敏感な場所を滑る度に思わず声が漏れた。
「へへっ、やっぱりお前のカラダ、柔らかくて気持ちいいな! いつかお前と一緒に住むようになったら毎日俺が洗ってやるぞ!」
「ええっ! 嬉しいですけど…毎日はちょっと……」
「ん? アステルは風呂に毎日入りたくないのか?」
「入ります!」
「そっか! 今だってお前が呼べばいつでも洗ってやるからな!」
「もう…タタンさんにはかないません」
「あっ、アステルのここ赤くなってるな…俺が舐めて治してやるぞ!」
「きゃあ♡待って♡タタンさん♡そんなところ♡やっ♡あっ♡」
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結局何度も身体を洗い直すことになり、私たちは温まった状態でやっと脱衣所に出る。私は大きな白いバスタオルに包まれ、楽しそうに笑うタタンさんに身体を拭かれるままになっていた。
「しっかり拭かないと風邪ひくからなー。ああっ、お前の着替え持ってくるの忘れてたぞ!うーん、とりあえず俺のシャツ着てろ!」
「ありがとうございます。ふふっ、タタンさんの匂いがしますね」
「へへっ、そっか…なんかすげーいいな!」