前回までのあらすじ
カフカ『変身』を読んだ
不思議の国のアリスを思い出した
芥川龍之介『河童』を読んだ
おとゆに引きつけて考えてみるか
善と悪の相対性は通ずるかな
倫理とか常識も絶対ではない
河童を読む限りじゃ逆にしても筋が通ってる気がするもんなー
多分魔族の常識は「殺してもいい」で地上族(ヒュム族とか)と逆なのかなー
魔族同士というかシスブレはモンスターを言葉で指示してたから、モンスターは喋れないけどシスブレの言葉(=地上族の言葉?)を完璧に理解してるんだよね
……『毒虫』じゃん
もしかして、魔族は女神に言葉を奪われたのだろうか?伝える手段を奪われて醜悪な見た目にされたのだろうか?
『毒虫』に
そして殺されようとしてるのか?
流石に考えすぎか
佐々木さんが変身とか河童を意識してる方が違和感あるもんな
せいぜい非現実的な物語を通じて普遍的なテーマを論ずるのは効果的、良い意味で古典的な手法といったところだろうか
『共存』『善と悪の相対性』
『戦争』『支配』
『言語』『宗教』
流石に死の概念まではないかな
でも乙女ゲームの域は超えてるよきっと
おとゆは宇宙的広がりのある文学
名作のような見えない奥行きを感じる
佐々木さんは私の芥川龍之介に続く次の推しなのかもしれない