I think I have insomnia
「どうしよう…全然眠れない……」
ベッドの中で何度目かの寝返りを打ちながら呟く。心当たりはあった。今日のレースで魔物の瘴気を浴びてしまい、その後から下腹部が熱を持ちムズムズするのだ。
頭がぼーっとして全身怠いが、風邪のような不快感はなく逆に気持ちが良い。無意識の内に太ももを擦り合わせると、ヌルリとした液体が脚の間を伝っていく。
「明日もレースなのに、こんな状態じゃ出られないよね…先生なら何か薬を持ってるかもしれないけど……」
しかし、いくら家族同然の先生といえども恥ずかしくない訳がない。どうしようかと悩んでいると顔が熱くなり息が荒くなっていく。何故か症状が悪化しているようだ。
「先生…先生…会いたい……」
熱に浮かされたように、足はふらふらと先生のテントに向かっていた。
❤︎
「先生…起きてますか…?」
「おや、どうしましたか? こんな夜遅くに」
「先生っ…!」
「おっと」
先生の姿を一目見た瞬間に、身体が勝手に動きギュッと抱きついていた。両手を背中に回し、引き締まった胸に顔を埋めて先生の匂いを肺一杯に吸い込む。
「んっ…はあっ…先生…先生……」
「おやおや、今日のレースの後から何だか様子がおかしいと思っていましたが…どうやらあの魔物の瘴気は人を発情させてしまうようですね」
「はつじょう…?」
「ええ、そうです。今の君の顔を見れば分かりますよ」
マティ先生は私の頬に手を添え上を向かせる。先生の瞳にはとろんとした目と半開きの口をした、だらしのない自分の顔が映っていた。
「そんな…こんな顔…恥ずかしくて他の人には見せられません…先生…どうしたら良いですか…?」
「残念ながら僕にも対処法は分からないのですよ」
先生は私の目をじっと見つめながら続ける。
「ですが…君が望むなら、性欲処理のお手伝いは出来るかもしれません。例えば…こんなこととか」
そう言って先生は頬に添えた手を首、背中、腰と移動させる。お尻からそのままスカートの中へ手を入れ、内腿をゆっくりと撫で上げた。
「きゃっ♡先生♡あっ…あっ♡あ♡ああっ♡」
直接触れられていないにもかかわらず、それだけで強く感じてしまい、秘裂からダラダラと蜜が流れる。
「ああ…これは大変ですね。僕の指が君のでこんなに濡れてしまいましたよ…ほら」
先生が愛液で光る指を見せつけると、背徳感に背筋がゾクゾクと震える。
「ふふ、先生の指を汚して興奮してしまうなんて…悪い子だ」
先生は私に見せ付けるように指をペロリと舐める。愉しそうに笑う瞳には見たことのない光が浮かんでいた。
「さあ…どうして欲しいのか…ちゃんと言いなさい」
先生は鼻先が触れそうなほど近くで囁きながら、私の腰に手を回しグッと引き寄せる。密着した腰に彼の昂ぶりが押し付けられ、どんどん体温が上がっていった。
(すごい♡先生の♡こんなに硬くなってる♡あっ♡どうしよう♡気持ち良い♡そんなにしたら欲しくなっちゃう♡もうダメ♡おちんちんのことしか考えられない♡)
私は先生の首元に顔を埋め、上目遣いで、お腹に感じる熱い杭に媚びるように腰を擦り付ける。
「先生の…おちんちんが欲しいです♡このおっきいので、私のナカをいっぱい掻き回して下さい♡」
「…よく出来ました」
ベッドに押し倒された後、噛み付くようにキスをされ、荒々しく口内を蹂躙される。舌を引きずり出され、吸われ絡み合い舌の裏や歯列までなぞられる。口の端から唾液が溢れるが、それも全て舐め取られた。
「アステル…アステル……」
キスの合間に先生は何度も私の名前を呼び、私も答えるように舌を絡める。快感と酸素不足で頭がクラクラし出した頃にようやく解放された。
「はあ…はあ…♡きゃっ♡」
必死に息を整えていると、いつの間にか脱がされていた胸元に先生が唇を寄せる。先生は右の乳房を優しく揉みながら反対の乳輪をねっとり舐めるが、決して中心には触れない。ギリギリの所を尖らせた舌で突かれ、私はもどかしさに身体を捩った。
「やっ♡先生っ♡焦らさないで♡」
「ふふ、それじゃ分かりませんよ…どうして欲しいんですか?」
先生は刺激を求める場所にフッと息を吹きかけ、両手で持ち上げるように撫で回す。確かに気持ち良いが、全然物足りなくて身体に熱が溜まっていった。
「んっ♡ああっ♡先生、お願いします♡乳首舐めて下さい♡吸われたい、です♡」
恥ずかしさで泣きそうになりながら先生に懇願する。
ジュルルルッッ
いきなり強く吸われ、それと同時に反対の乳首も痛いくらいにギュッと摘まれて腰がビクンと跳ねる。
「ああああっ♡」
咄嗟に手を伸ばすが、片手で両手首を纏められ一層責められた。
「ああっ♡先生♡ダメ♡気持ち良すぎて♡変になる♡おかしくなるっ♡なんかきちゃいます♡」
「おや、乳首だけでイきそうですか? 初めてなのに変態さんですねえ。こんなに固く勃起させて…気持ち良いですか? ちゃんと言わないと止めてしまいますよ?」
「いやっ♡やめないで♡きもちいいっ♡ちくびきもちいいです♡」
先生は乳首を舌先で弾いたり押し潰したりして弄ぶ。もう一方も指先で摘まれ、下腹部が痙攣した。
「ああっ♡先生の舌も指もぜんぶきもちいいっ♡あっ♡かみかみしちゃダメ♡イッちゃう♡乳首だけでイっちゃいます♡乳首おもちゃにされてイッちゃう♡ああっ♡イく♡イっく♡あああっ♡」
ビクビクッビクンッッ
大きく背中を仰け反らせ、股間から愛液をぶちまけながら絶頂を迎えた。
「ふふ、本当に乳首だけでイッてしまいましたね。では、そろそろおまんこの方も準備しましょうか」
先生は達したばかりで力の入らない私の脚をガバッと広げる。その拍子に残っていた蜜がトロトロと溢れた。
「もうこんなに濡れていますね。ヒクヒクと動いて…可愛いおまんこだ…少し広げてみますね…ああ、中まで綺麗なピンク色で…とても美味しそうです…いただきます」
ジュルルッジュルッ…ピチャッ…ジュルッ……
「あっ♡ああっ♡んん♡あっ♡♡」
先生は大量の愛液を残さず舐め取ると、舌で膣内を抉り蜜を掻き出す。まるで生き物が這うような動きにまた奥から水が湧き出した。
「これで大分ほぐれましたね。では、次は指を入れますよ…まずは一本」
「んっ♡」
散々嬲られたそこに指がゆっくり挿入される。十分に濡れているため痛みはないが、異物感が強くて反射的にギュッと締め付けてしまう。
「…大丈夫ですよ。力を抜いて下さい…少し、気を紛らわしますか」
そう言うと先生は秘裂の上部を拡げ、隠れていた小さな花芽にしゃぶり付いた。
ジュルルルッ
「あああああっ♡♡」
その瞬間、今まで感じたことのないほど強烈な快感が脳まで突き抜け、腰が浮きドボドボと蜜が溢れ出る。
先生は口を包み込むようにぴったりと付けたまま、突起の根本から先端へと舐め、ぐるりと周りをなぞる。そして赤く充血した膨らみを唇で挟みちゅうっと吸った。
「あああっ♡だめっ♡もう♡先生♡ああっ♡イくっ♡先生♡またイっちゃう♡♡」
ビクンッビクッビクッッ
暴力的ともいえる刺激に、敏感な身体は呆気なく達する。口を離された後も突起はジンジンと疼き、全神経がそこに集中していた。
「少し刺激が強過ぎましたかね…シーツにえっちな水溜りが出来てますよ……」
先生の指が抜き差しされる度に、ジュプジュプと卑猥な音が聞こえる。私は半ば放心状態で横を向き、水音を他人事のように感じていた。
「こら、よそ見はいけませんよ。自分がどうなっているかちゃんと見なさい」
先生は私の膝の裏を持ち上げると、でんぐり返しの途中のような体勢にさせ、自分の穴に先生の指が入っているのを強制的に見せ付けられる。
「見えますか? 君の小さいおまんこが僕の太い指を二本も咥え込んでますよ…もうこんなに柔らかくとろけて…抜こうとすると絡み付いて引き留めてきますね…ふふ、そんなに僕の指が美味しいですか? ナカを掻き回しながら…色んなところをゆっくり撫でてあげますね…もっと気持ち良くなりますよ……」
ヌプ…ヌププ…ジュプ…ジュププ……
「あっ♡先生♡はあ…はあ…んっ…あああっ♡そこっ♡そこダメですっ♡」
先生の長い指がある一点を捉えた時、電気ショックを受けたように身体が痙攣し、足先がピンと伸びる。
「ここですか? 他と比べて少しザラザラしてますね」
グチュッグチュッグチュッグチュッ
「ああっ♡あっ♡先生♡グリグリしちゃだめ♡いやっ♡イく♡イくっ♡あああっ♡♡」
涙目で必死に抵抗するが、先生は指の腹で執拗に擦り続ける。
グチュッグチュッグチュッグチュッ
「やだああ♡もうイきたくない♡やだ♡やだっ♡あっ♡あっ♡ああああ♡♡」
目の前がチカチカし何度目かの絶頂を迎える。全身がガクガクと震え、指の形がはっきりと分かる程食い締めてしまう。押し上げられた快感の波は中々引かず、身体はビクンビクンと痙攣し続けた。
「ああ…可愛いですね…すみません…本当はここまでするつもりは無かったのですが……」
先生は私の脚を下ろすとパンパンに張った前を寛げる。音のしそうなほどに勢い良く飛び出した凶暴な陰茎は、お腹に付きそうなほど反り返り先走りで艶かしく光っていた。初めて目にした男性器は、先生の美しい見た目からは想像出来ないほど赤黒くグロテスクで、傘は大きく開き、太い肉の幹には血管がいくつも浮き出ている。
あまりの生々しさにゴクリと私の喉が鳴る。淫乱な身体をアレで突かれたらきっと戻れない位に堕ちてしまう、そう頭では分かっていても抗うことは出来なかった。
「……本当に良いですか?」
先生は私の脚を下ろすと、太ももの下に膝を差し込み、肉棒をぬるぬると蜜壺の表面に擦り付けながら縋るような瞳で聞いてくる。
(そんなの…決まってます……)
私は頷き、指で秘裂を左右に拡げた。
「……っ!」
先生は性急に私の腰を掴み巨大な亀頭を埋め始める。
「ああっ…♡」
流石に指とは比べ物にならない質量に苦しみ思わずシーツを掴むと、先生はその手を自分の背中にそっと回した。
「んっ♡はあっ…♡先生…先生……」
「アステル…僕の可愛い……」
角度を変え何度もキスをしながら、ゆっくりと腰が進められていく。ミチミチと割り開かれるような感覚に意識が飛びそうになるも、その度に乳首や花芽への愛撫が降ってくる。
「んっ…ほら、全部入りましたよ…よく頑張りましたね」
先生は私の額にキスを落とし、頭を優しく撫でてくれる。
「君のナカは温かくて狭くて…とても気持ちが良いですよ…気を抜くとすぐにイってしまいそうです……」
「そんな、恥ずかしいです…でも、先生と一つになれて嬉しい…先生は気付いていたと思いますけど…私、ずっと先生のことが好きだったから……」
少しはにかんで笑うと、膣内のペニスが更に大きくなり、思わず声が出てしまう。
「あっ…♡せんせ…またおっきく……」
「君があまりにも可愛いことを言うからですよ。まったく…僕が今までどれだけ我慢してきたか…無意識に煽る悪い子にはおしおきです…よっ!」
グチュンッッ
そう言っていきなり奥まで突き上げられる。
「――っ」
あまりの衝撃に息が止まり、自分が達したのかすら分からない。
ズリュッ…グチュ……ズチュンッッ
先生はそのままカリ首ギリギリまで引き抜くと、もう一度奥まで押し込んだ。
「ああああっ♡」
首を反らせ舌を出しながら叫ぶ。思わず身体が引けてしまうが、先生はそれを許さないかのように腰を掴んで激しく突き始める。
ズチュッグチュッズチュンッズチュンッ
「あっ♡ああっ♡やあっ♡あっ♡」
「僕は君が思うより…ずっと悪い先生なんですよ…! 妹の様に可愛がる一方で…こうやって…滅茶苦茶に犯してしまいたいと…何度思ったことか…君が誰かに笑いかける度に…嫉妬で狂ってしまいそうになる…僕の我儘で…君の想いに気付かない振りをして…それでも諦めきれない…卑怯で強欲な男なんです…!」
ズチュンッズチュンッグチュンッパンッパンッパンッ
「あっ♡あっ♡先生っ♡先生っ♡」
「このまま君を壊してしまいたい…永遠に僕だけのものにしてしまいたい…!」
「ああっ♡先、生…♡好き…っ…♡大好き♡先生のものにして下さい♡ずっと一緒にいたいです♡先生♡どこにも行かないで♡」
「くっ…そんなに締め付けたら…すぐ…出てしまいそうです…はあっ…はあ…っ…んっ…そろそろ…!」
パンッパンッパンッパンッパンッ
「あっ♡先生♡きてっ♡いっぱい出してください♡」
「はあ…はあ…中に…出しますよ…一番奥に僕の印を付けますからね…全部受け止めて…しっかり孕むんですよ…はあっ…はあっ……うっ…うああ!」
ビュルルルルッッ
「あああっ♡すごい♡熱いの出てる♡先生のせーえき気持ちいい♡イくっ♡中出しでイっちゃう♡♡」
先生は腰を最奥まで打ち付けると自身を解放した。子宮に熱い飛沫が叩きつけられ、膣は精を搾り出そうとギューッと強く収縮する。
ビュルルッビューーーッッビューーーーッッ
それに刺激されたのか長い長い射精が続き、大量の精液が注がれる。私はもっと奥で感じたくて、先生の腰に脚を絡ませ引き寄せた。
「あっ♡はあっ…んっ♡」
先生と荒い息を貪り合うと、またゆるゆると彼の腰が動き出す。挿れられたままの陰茎はすぐに硬度を増し、甘い声が漏れた。
「ふふ、すっかりナカでも感じるようになりましたね。さすが僕の自慢の生徒ですよ。でも、まだ満足していないでしょう? もっと…激しくしても良いですか?」
先生に赤くなった耳を食まれながら囁かれ、思考が溶けていく。
「はい…もっとして下さい…♡私のナカ♡先生のミルクでいっぱいにして欲しいです♡」
甘えるように腰をくねらせてねだると先生は満足そうに微笑んだ。
「今日は朝まで離しませんよ……」
その後も下から突かれたり、動物の交尾の様に後ろから激しく突かれたり、横を向いた状態で腰をがっちりホールドされながら奥まで突かれたり、体勢を変えて何度も突かれ、その度に痙攣しながら絶頂した。私がイっても止めてくれず、それどころか一層激しく責められ連続でイかされる。
先生の陰茎は何度射精してもすぐ復活し、硬度が増していくようにすら感じる。子宮からは大量に吐き出されたドロドロの精液が溢れ、硬く勃ち上がった剛直がグチャグチャと混ぜ合わせる。精液と愛液が泡立って零れ落ち、ベットを汚した。
私が感じ過ぎて意識が飛びそうになると、先生は膨れ上がった肉豆をニチニチと弄られ摘まれながら激しく突き上げられた。
「ああっ♡おっ♡あっ♡ああ…う……」
空が白み始める頃には、私は人形のように抱かれ、白目を剥き獣のような声を出していた。
ビュルルッビュビュッッ
先生は最後の一滴まで搾り出すように腰を押し込めるとズルンッと栓を抜く。赤く熟れた穴からゴポリと精液が溢れるのを感じ、私は遂に意識を手放した。
「アステル…愛してますよ……」
薄れゆく意識の中で愛しい声が聞こえた気がした。
❤︎
「ああ、そうそう。一度絶頂すると発情状態は治るみたいですね。もし他のスレイヤーが発情してしまったらそう伝えて下さい」
次の日にっこりと笑って先生はそう言った。